こんにちは、博士です。
文字があまり上手じゃないと、試験後の採点に影響があるんじゃないかと不安にありますよね。
でも採点に影響がないレベルの文字を図面に書くことは意外と簡単です。伝わる文字の描き方を知らずに受験するのはもったいない!!
そこで、今回は、採点者に伝わる文字の簡単な描き方を解説します。
製図試験の文字は文字ではない
図面中の文字は図面の一部であって、それ自体が独立したものではありません。
つまり、図面の中の一記号なんです。
文字だと思って書こうとするから、きれいじゃなきゃいけないとかいう話になります。図面の線と同じように、記号として、文字も”描いて”ください。
図面の文字の存在意義は、線だけでは表すことのできない情報を追加することです。
そして、採点者にその情報が伝われば十分です。文字そのものがきれいである必要は全くありません。
もちろん、読めないものはダメです。読めない文字は、存在しない情報と同じ扱いを受けます。
採点者に伝わる文字とは?
十人十色、文字は個性そのものなので、今更直しようがありません。
博士も正直言って、手書きの文字は苦手です。そこで、図面情報の一部として文字を描く際のコツをお伝えします。
1.はねない
はねると荒々しさが際立つので、止めてください。正しい漢字の書き方ではありませんが、気にしない。キッキッキッという感じで止めましょう。
2.はらわない
急いでいるときほど、はらうとやたら長くなって、作図の線と重なって見づらくなります。これ、1.と同じように積極的に止めてください。
3.つづけない
書きなれた文字はいいのですが、続けてしまうとやはり認識しづらくなります。焦っても、1ストロークずつ的確に切り離してください。
4.マスをでない
文字の上下に4㎜間隔で線を引いてから文字入れしている方がいます。合否に一切関係ありません。5㎜方眼のマスに合わせて、バシッと描いてください。
練習方法
作図練習のときだけでもいいですが、効率的に練習したいならこちらです。
もじもじ練習帳をダウンロード
一日一枚こなすワークシートになっています。たった15分練習をつづけるだけで、だんだん機械的な文字になります。博士は受験生のときにだいぶやりました。今でも機械的な文字です。
まとめ
- はねない
- はらわない
- つづけない
- マスをでない
自信ありげに堂々とした文字を描きましょう。繰り返しになりますが、きれいである必要はありません。読めれば、伝われば、十分です。
今日はここまで!!