[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]こんにちは、博士です。
製図試験の角番を乗り越えて28歳で一級建築士に合格しました。2年間で買い集めた製図道具は山のよう・・・[/chat]
そこで
[chat face=”blue-face-150.jpg” name=”受験生” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]
・そもそも製図試験のためにどんな道具を揃えればいいのかわからない
・どれが製図試験の合格に適しているのか知りたい
[/chat]
という受験生のために、これまで2000人以上とお話した経験から超おすすめの製図道具を整理しました。
この記事をご覧頂くと、
・何が必要で
・どれを揃えれば合格に効くのか
わかります。
そして、博士のように、製図道具に無駄なお金を使う必要がありません!!
迷う時間があるなら、今すぐ道具をそろえましょう。
製図試験に受かるおすすめ道具
ここに挙げたものは実際に使用して実績のあるものです。
選択の背景には、
”道具は少ないほど、探す・拾う(落とす)・持ち替えるためのロスが減る”
という考え方があります。
ただし、これはあくまでも一つの方針でしかないので、いろんな道具があったほうが製図を効率的に進められる場合は、道具を増やしてください。
作図に役立つ道具
定番の製図台
大切な点は、軽さと操作性です。
この製図台はとにかく軽いです。
たったの2.5Kgしかありません。
製図台の重さは、後半で地味に効いてきます。
特に女性は、重い製図台を選んではいけません。
自宅と学校の移動で疲れて課題を解く気もなくなります。
また、平行定規のストッパー位置が絶妙です。
ノールックで操作できます。
平行定規を動かすたびにムダな動きが発生することは、作図時間を短縮する上で致命的な弱点です。
製図の効率化は、製図台が握っています。
おすすめのシャープペン
適度な重さと、握りやすさで、疲れにくいのが良いです。
使う人を選びません。
このシャープペンを比較対象に、他の製図用シャープペンを試してみるのもおすすめです。
同じシリーズの中には、シャープペンの芯の太さが異なるものもあります。
しかし、おすすめは0.7mm。
1本で、捨て線・仕上がり線・文字入れまで、迫力ある図面を簡単に作ることができます。
捨て線は、力を使わずシャープペンの重さだけで引けるので、何本描いても疲れません。
受かる製図に、たくさんのシャープペンは不要です。
持ち替えるたびに時間をロスします。
魔法すぎるグリップ
シャープペンが汗で滑る、長時間握っていると疲れる、という方におすすめです。
特にフリーハンドで作図される場合は、どうしても一か所に力が集中しますので、対策が必要になります。
計画の要旨を書く際の疲労軽減にもおすすめです。
製図試験では、手や腕に疲労が蓄積されます。
いかに負担を下げるか
という視点も忘れないで下さい。
※全てのシャープペンに使えるわけではありません。
痒い所に手が届く消しゴム
製図台の溝に置いても良し、ペン立てに置いても良し。
置き場所を選びません。決まった場所に置けつつ、取り扱いやすい逸です。
字消し板がなくても、細かな作業が可能。
ただし、広範囲を消すためには向かないので、大々的に修正をするくせがある方は広い面積を一気に消せる消しゴムも用意しましょう。
作図を変えたといわれる伝説のテンプレート
いろんな図形のテンプレートは要りません。
市販のテンプレートにペットボトルの蓋を接着した自作テンプレートもいりません。
これ一枚あれば、三角定規にもテンプレートにもなります。
つまみが付いていいるため、持ちあげる煩わしさゼロです。
少ない製図道具でこそ、作図スピードはあがります。
作図開始10分以内に柱型を書き終えたければ、必需品です。
地味だけどないと困る手袋
特にフリーハンド作図におすすめです。
指の部分がないので、作図動作には一切影響しないのですが、手汗で図面を汚すことがありません。
試験会場ではほんの少し目立ちますが、見た目にめげずお使いください。
100円ショップでも取り扱っています。
ふっーしなくてよい刷毛
小さくて軽く、ペン立てにそのまま立てておけます。
腰もそこそこあって、掃きごごちは悪くありません。
芯の粉や、消しゴムのカスは大敵です。
頻繁に使うものだからこそ、軽量で扱いやすいものがいいです。
そして、少しだけオシャレ。
まさかの文字通りペン立て
製図の試験会場にある机の広さにもよるのですが、ペン立てをおける会場ならこれが便利。
普段持ち歩いている状態から、ぱかっと広げるだけで臨戦態勢になれます。
日常生活から製図用の筆記用具を持ち運べるので、使い慣れるのも早いです。
昔ながらのドラフティングテープ
図面をピンと張って貼るならこれです。
作図用紙をきれいに対角線上に貼るには、テープが一番です。
かさばりませんし、作図中、平行定規にひっかかって、ずれることもありません。
ただ、剥がすときにちょっと気を使わないと、図面が痛みますので覚えておいてください。
エスキスに役立つ道具
乾き知らずのマーカー
製図試験には、キャップなし・ノック式がおすすめです。
課題文を読みながらキャップを落として探している場合ではありません。
ノック式はどうしても、太めになりがちですが、これはその中でも細め・短めです。
計算式が見える電卓
関数電卓じゃないのに、計算式が見えるという最強の電卓です。
何を間違えたのかすぐ確認できるので安心。
ただ、式が長くなると全体を確認するのはちょっと手間ですね。
その他 ―自宅学習の効率化を目指して―
ここからは、試験会場には持ち込めないものの、試験当日までの対策に役立つものをご紹介します。
復習に大活躍のクリアホルダー
受験生仲間に、作図した図面を折りたたんでも気にならないかきいたところ、
A型・・・折れるわけないじゃん
B型・・・いつもA4に折りたたんでるよ
AB型・・・は?興味ない
O型・・・図面がどこにあるか知らない
という結果でした。
A型の方向けかもしれませんが、課題文・エスキス用紙・作図用紙をセットで保管する際におすすめです。
腰を守る椅子
製図試験が終わったころに、腰はボロボロ。よくお聞きします。
仙骨を立てて学習ができるように、またがる姿勢の椅子をおすすめします。
最初は、違和感しかなく気持ち悪いですがお腹と腰回りの筋肉がついてくると楽になります。
腰を守る机
上と主旨は同じですが、家で勉強するときは立ったまま過ごすというのも一つの方法です。
試験当日のために、腰をとっておきましょう。
試験対策を検討できる机
かなり限定的ですが、試験会場の机が小中学校と同じタイプだと判明している場合は、十分な対策が必要です。
製図台を置いたら机が見えなくなるので、他の道具は製図台の溝にりか置けません。
で、もう一つの置き場所は、空中になります。
机にかけることになるのですが、当日会場で対応を考えるのは危険です。
事前のシミュレーションをしっかり行ってください。
作図用紙
作図用紙はいろんなところで手に入りますが、どこかで購入できませんかとお問い合わせをよくいただくので載せておきます。
まとめ
以上の道具をまとめるとこんな感じです。

製図道具に限っては、悩んでいる暇はないので、どんどん試していってください。
自分に合わない道具を無理矢理使う必要はありません。
少々お金はかかりますが、集中を欠いたり、エスキス・作図に時間がかかってしまう道具を使い続けるより断然ましです。
善は急げ。
今日はここまで!!