【インタビュー】建築系資格メガホルダーのどらみさんに爆速学習法をきいてみた

カランコロン、カランコロン♪

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]いらっしゃいませ!!どらみさんじゃないですかぁ、よくきてくれましたね。[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]お久しぶりです。博士がBarをやっていると聞いてきちゃいました。[/chat]

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]せっかくなんで、どらみさんの勉強方法を話してもらえませんか?[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]えー?!私でいいんですかー?大丈夫ですかー?[/chat]

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”](・・・ここでどらみさんが断ったら、企画なくなるやん?打合せでラジオドラマっぽくしたいうたのどらみさ・・・)[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]私でよければお話させていただきまーす!![/chat]

今日は、
[box03 title=”本日のメニュー”]

  1. どらみさんの学習歴
  2. インプット・アウトプットの工夫
  3. 学習を支える生活上の注意点
  4. 受験生からの質問への回答

[/box03]
の順番でお届けします。

※スペシャル・サンクス:博士アイコンのレンダリングとどらみさんアイコンをあのヒヅメさんに描いて頂きました!!

どらみさんが一級建築士に挑戦するまで

[box05 title=”どらみさんの経歴”]

  • 平成29年に一級建築士合格
    • 学科1回で合格
    • 製図3回で合格
  • 文系学部出身
  • 学科・製図ともに資格学校

[/box05]

一級建築士を目指した理由とは?

  1. 業務上で必要な知識の獲得
  2. 苦手を克服する手順の習得
  3. 文系建築士の普及

一級建築士を取得してから変わったこと

  • 自信を持てるようになった
  • 確認能力が超絶向上した

現在の保有資格

建築・不動産系

  • 一級建築士
  • 宅地建物取引士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 認定コンストラクションマネージャー
  • マンション維持修繕技術者

その他

  • ファイナンシャルプランナー
  • メンタルヘルスマネジメント

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]すげー、全部仕事しながら取ったんですよね?[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]はい。仕事・家事・勉強の両立がモットーです!![/chat]

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]学生時代から、社会人にかけての学習に対する姿勢についてお話してもらってよいですか?[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]わかりました![/chat]

学ぶ気がなかった学生時代

学生時代は勉強が大嫌いでしたね。

どう頑張れば成果に結びつくのかも理解してなかったですし、効率的な勉強方法という概念が存在するとも知りませんでした。

寝る間も惜しんでがむしゃらに頑張らないと成績が伸びないと思い込んでいた節もあります。

世界史や倫理などの好きな科目はテスト前の勉強が捗っていたため、他の科目も好きにならないと点数は上げられないと信じていました。

好き・嫌いと得意・苦手を切り分けて考えることができていなかったんです。

社会人になってからの学習方法

就職後、将来のことを考えると、

  • 仕事はずっと続けていたいし子供もほしい
  • キャリアも子育ても諦めたくない

という結論に。

それを実現するために、自分がどう変わるべきか考えました。

答えは「初めての仕事や苦手な仕事でも短時間で吸収して仕事をこなせる人になりたい」

資格試験は、それを訓練できる最高の場所だと思い、一級建築士にチャレンジすることにしたんです。

AIや量子コンピュータなど先端技術が開発される中、常に新しいことを学ぶ姿勢を持たなければ、仕事でも生活面でも取り残されると感じています。

勉強方法を身につければ新しい知識を学ぶことが億劫にならなくなるのではと考え、様々な資格試験を受けて学び方の精度を上げている最中です。

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]もうね、発想がね。まじめか!!すばらしいです。[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]自分に自信が持てる武器が欲しかったんです。[/chat]

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]じゃ、ここまで身に付けてきた”武器”について教えてください。[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]御意。[/chat]

インプット・アウトプットの工夫

  • 効率的な方法=二度手間がない
  • 短時間で進められる方法
  • インプット・アウトプットの方法に工夫の余地がないか常に確認

インプット

テキストの理解が主な目標です。

全体像の把握

まず全体像を把握します。

この試験で必要な知識はなにか?
毎年出題されるジャンルは何か?

なぜ、この内容が出題されるのかを理解した上で、どの資格試験でも一旦自分を納得させています。

例えば、一級建築士試験なら膨大な量の教材がありますが、心が折れそうになりました。

でも人命を守る建物を設計する人間に求められる資格であるからこそ、計画だけでなく構造や施工、その他の科目が必要なのだと理解しました。

宅建なら、相続も絡んでくるからこそ民法が重要なのだと納得できます。

情報の整理

次に、情報を整理していきます。

文字面だけを追っても理解はしづらいので、図・表・フローを活用しています。

動画・講義は短時間で正確に理解できるため効果的です。

ポイントは、情報の順番。

全体像や各項目のコアとなる知識を先に入れたうえで、枝葉を付け加えていきます。

出題頻度の高い内容から手を付け得点しやすい知識から理解することで、限られた時間を有効に使うことができます。

つまり時間の投資効率が高くなるんです。

理解のポイント

では、その理解についての重要な点をお話します。

「理解には時間をかけるもの」という考えが一般的です。

しかし、時間が限られている上に、”理解”にこそ学習リソースが奪われるため、資格試験対策ではこの理解をいかに速く乗り越えるかで、結果が変わります。

そこで、テキストを読んだ後すぐに人に説明するつもりで頭に情報を入れ、1~2回読んだら理解するよう自分にプレッシャーをかけていました。

理解を伴わない丸暗記は禁止。

丸暗記するぐらいならネットで調べる・先生に質問するを繰り返します。

そして、効率的な学習方法を横展開するために、各項目の理解にどれだけ時間がかかった把握しその原因を特定するこで、他の資格試験の学習に役立てています。

アウトプット

理解度の確認が主な目的です。

問題の解き方

根拠の紐づけ

過去問にただ◯×をつけても意味がありません。

全ての選択肢に「なぜ◯なのか」「なぜ×なのか」根拠と紐づけることで、過去問の後にある知識を身に付ける必要があります。

法規は法令集があるので根拠を明確にすることは簡単です。

実は、他の教科も同じように根拠を明確にできます。

法規でいうところの法令集の代わりに、各教科の教材を回答の根拠として解いていきます。

例えば、「◯◯ページの右上に書いてあったあの内容からしてこの選択肢は×」といった感じ。

解ける問題は省く

過去問集を何周も解くのは時間がかかるので、同じ観点・根拠で解ける問題は省きます。

解けるようになった過去問を学習サイクルから外すことで、時間の有効活用が可能です。

項目のポイントを説明

問題を解くだけがアウトプットではありません。

自分でそのジャンルのポイントを説明できるようになれば過去問に取り組む時間を削減できます。

過去問の背後にある知識を受験生仲間に話せるようにしましょう。

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]闇雲には勉強してないというのがよくわかりました。こういう学習をするためには生活面も大切ですよね?[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]そうなんです。むしろ生活面が安定してるからこそできる学習方法だと思います。[/chat]

学習を支える生活上の注意点

睡眠が最重要

よく言われる記憶の定着もありますが、上で説明した通り、理解に集中することが大切です。

そのためには、頭がすっきりしている必要があるでの、睡眠時間を十分とるようにしています。

仕事・家事・学習をこなしながら睡眠時間をとるためには、日常の業務を効率化しなければいけません。

実は、業務の効率化も徹底して研究を重ねました。

生活のすべてを時間学習に

勉強時間だけが勉強をする場ではありません。

皿洗いをしながら動画で勉強する、トイレに覚えたい公式を貼る、なんでもできます。

学んだ知識を仕事で反芻することでさらに深く理解し記憶に残すことも可能です。

[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]ここまでやれば、受かるよねー。最後に、受験生の方から頂いた質問に答えて頂けますか?[/chat]

[chat face=”dorami200.png” name=”どらみさん” align=”right” border=”gray” bg=”none”]ふふふ。[/chat]

受験生からの質問への回答

全般

Q1.勝ち続ける、精神力をお聞きしたいです。 めげる事はないのでしょうか?

今までの人生、むしろ負け続けることが多かったです。

大学受験は失敗、就活では苦労し、入社時は上司に怒られまくり、一級建築士製図試験では2回不合格、不器用な人間だとつくづく思います。

その度にどん底まで落ち込みますが、自分がダメだった点を振り返り、行動計画を立て、次のチャンスに備えていました。

負けは自分のダメだった点に気づかせてもらえる絶好の機会なので、めげたとしてもめげるだけでは終わらせずにその失敗を糧にして自分の成長する機会だと思えてからはどんなことにも挑戦するのが怖くなくなりました。

Q2.どらみさんの勉強に対する目標や目的が気になります。

学生の時では気づけなかった勉強方法に気づけて勉強することに抵抗がなくなったので、今の自分ならどこまで成長できるのだろうという気持ちで勉強しています。

今後はもっとインプット力アウトプット力の精度を高めていきたいのと、勉強が好きな人が増えるように勉強方法を伝授できる人になりたいと思っています。

Q3.今から学科、製図本番へのペース配分

今からがむしゃらに勉強をしても疲れてしまうので、逆算して勉強計画を立てることをおススメします。

学科試験でいうと最後の1か月を総復習期間と考え、それまでに全科目のインプット・アウトプットができるよう週ごとの目標を立てる。

また、製図試験で必要な知識を理解した上で各科目の整理をしておくと製図期間が楽です(資格学校やネットにその情報は転がっているはず)。

製図に関しても7月~8月は作図時間を縮める、エスキス手順を確立する、計画の要点を整理することに集中し、9月からどんどんギアを上げていけるとベストだと考えております。

学科

Q4.過去問の効果的な取組方

勉強方法のアウトプットの部分を参考。

Q5.環境の原理原則の理解の仕方

テキストを読んでも理解できない場合は実物を確認したりネットで調べたりし、それを自分なりに図式化して仕組みを理解していました。

製図にも直結する内容なので、特徴、メリット・デメリットを整理して理解するように心がけていました。

Q6.分散学習や想起といった反復学習などの学習テクニックも気になります。特にスピードを上げて勉強したいと考えてはいるのですが、なかなかできておりません。

スピードを上げて勉強するというよりは、二度手間を防ぐやり方で勉強をしておりました。

例えば、一度理解したのに、さっぱり忘れてもう一回最初から理解するところから始めることのないように、次の日・一週間後にその内容の復習を短い時間でも良いので解くことを意識していました。

Q7.勉強する際の環境はいかにして整えたのでしょうか。

環境を選ばす勉強をする癖をつけました(電車、カフェ、布団…等)。

自習室は集中して勉強できるので、仕事帰りに寄るようにしていましたが、休日は移動時間が勿体ないと思い家で勉強していました。

隙間時間でも勉強していたので、電車待ち、エレベーター待ち、電車の中でも勉強したりもしておりました。

やるべき行動を明確にし、どんな環境でも勉強ができる準備をして環境を整えました。

Q8.力学とか解説みても、よー分からん!って時はどう乗り越えたらいいですか。メンタルやられます。 答え見て分かった気になっても新しい問題になるとまた分からなくなります。分かってないってことですよね。沢山といて慣れるしかないでしょうか。

高校生の時に文系クラスに行った際は「物理勉強しなくてもいいーやったー!」って叫んだくらい物理が嫌いだったので、構造力学も嫌いで勉強を後回しにして模試のマークシートでもいつも3ばっかり選択をしていましたが、これはやばいと思い7月の第1週目から構造力学の対策を頑張りました。

2週間頑張った結果、本番では構造力学は1問しか間違えなかったので本腰入れれば誰でも乗り越えられる科目だと思っております。以下2点が取り組んだ内容です。

構造力学に親しみを持つ

自分で割箸使って荷重のかかり方を試してみたり、構造計算は実務ではどういう時に役に立つのかを考えるようにしました。(エントランスの庇を片持ちスラブにする時に使える等)

わからない理由をとことん分析する

わからない理由を細分化するようにしました。

構造力学であれば、その問題に対して使うべき公式を把握していないのか、どの公式かはうっすらわかったけど公式そのものを暗記できていないので解けなかったのか、公式の使い方を理解できていないのかetc。量をこなすよりも厳選された数問について解説がわかるまで解くことを意識しました。

問題集の解説よりはネットに上がっている動画を参考にしました。

時間がかかっても理解さえできると得点しやすい科目だと思っております。

製図

Q9.課題文の内容・条件に対して、計画していく上での優先順位の基準とか、自分で構築されたのでしょうか?

ランク3・ランク4を回避するための条件整理を行った上で、優先順位を考えるようにしていました。

優先順位については資格学校の先生に教えてもらいつつも、最後は自分で構築していきました。

方向性に迷った際はどちらがシンプルな考え方か(他人に説明した時に理解してもらいやすいストーリーはどっちか)というのを常に意識するようにしました。

Q10.構築された勉強方法

学習の上で特に意識したことは

  • エスキス・作図に関しては手順を確立させる・チェックを怠らない
  • 計画の要点は図とセットでよく出る内容を整理し、活用しやすい状態で纏めておく
  • 課題を解いた後は自分の出来ていない部分を洗い出し、何故できていないか、どうすればできるようになるのかを徹底的に分析する(製図試験に求められる能力を言語化し、自分がそれに対してどこまでできているかを把握することも大切)

とにかく1課題を徹底的に取り組むようにし、量より質を心掛けていました。

その他

Q11.CM、FMの論述試験の対策

FMは未取得なのでCMの論述試験の対策を述べます。

まず、CM試験に求められている能力(情報整理力、コストマネジメント力、スケジュールマネジメント力、プレゼン力、コミュニケーション環境構築力等)を自分が持っていることを記述内容でアピールできるようにしました。

一級建築士にはなれてもCM試験に合格できない人が多いと言われましたが、CM試験合格に求められる能力をまずは理解することが大前提だと思っています。

過去問3年分とCMスクール1回分の教材をベースに対策を行いました。

以下、大問別の取り組み方法です。

大問1対策⇒専門用語やプロジェクト内の留意点の説明を行うパートなので、テキストを読んだ上で想定問を考えて、それに対する答えを用意してました。

本番もだいたい想定通りの設問でした。

大問2対策⇒プロジェクトで起きた問題に対する解決案を述べるパートです。意識したのは①設問内で起きている状況の情報整理を行う ②解決に向けた案を具体的なステップで述べる ③解決案のメリット・デメリットを具体的に述べる の3つです。

単に自分の持っている知識を書き連ねるのではなく、①②③を踏まえたうえで回答をしました。

大問3対策⇒経験論文パート。出題の意味を汲み取り、何を答えなければならないのか(背景・対処方法・結果や効果等)を整理し、それを論理的に述べる力が求められます。

また、一般人ではなくCMrとして行ったことをアピールすべきなので、CMrならではの観点・知識を盛り込むようにしました。

まとめ

どらみさんの学習方法について、お話し頂きました。

いかがでしたでしょうか?

受かるには理由があります。
落ちるには理由があります。

自分にあった学習方法をみつけるためには、1日でも早く始めることです。

今、はじめましょう。

今日はここまで!!