いつもの課題が解けているから、試験当日も上手くいくと思ったら大間違い。製図試験当日は、何が起こるかわかりません。いつもなら絶対やらないようなことをして、あ゛っ!!てことは、よくあります。それなら準備しておけばいいんです。ピンチに追い込まれた時に切り抜けるための修正力を身につけましょう。
合格は5分あれば手に入る
試験終了まじかにミスに気づいて、修正して合格できたという話を聞いたことありませんか?
ここまで追い込まれなくても、作図中に「あれ?○○がない・・・」と気づくことはありえます。いや、気付かなければいけません。しかし、気付いただけで、その後パニックを起こしたら合格は遠のきます。
どうする?
5分でプランを修正する練習を繰り返すことで、緊急事態に備えましょう。
自分のプランだけ修正しても、数に限りがあります。同じ課題を解いた他の受験生のプランを5分間で上位30%に食い込ませてください。
学校に通っているなら、他の受験生から図面をコピーさせてもらいましょう。もしくは、スキャンしたデータをお互いに交換する約束をしても良いです。通信添削を受けているなら、公開されている他の受験生の図面をプリントアウトしてください。
赤ペン先生になったつもりで、図面の上から修正案を描いていきます。5分しかありません。最初は、考えているだけで、あっというまに時間が過ぎてしまいます。
慣れてくると、プランのまずいところだけではなく、全体のバランスを見ながら、効率的に修正できるようになります。
これは、受験生の図面を添削していて気付きました。慣れるとほんとに一瞬で、ココをこうすれば30%に入る、というのが図面をみてわかるようになります。
ぜひ、1日1枚、5分で修正してみてください。本試験前には、講師レベルの修正力がみにつきます。
修正力の鍛え方
- 同じ課題を解いた自分以外の図面を用意する
- 直すところを一か所だけ決める
- 5分で上位30%に入るプランに直す
まとめ
ピンチは突然ですが、準備ができるものもあります。怯えるのではなく、積極的にこちらからむかえ討ちましょう。やってできないことはそうそうありません。でも、やらずにできるわけがないんです。
今日はここまで!!