エスキスが上達しないたった1つの理由
それは、課題を解いて、模範解答に近ければ喜ぶ・遠ければ落ちこむ、だけを繰り返しているからです。
私たちが受験生だったときも、上手く解けたときは嬉しさのあまり、他の受験生にアドバイス的なことをして優越感に浸っていました。
しかし、いつも上手く解けるかというとそんなことはありません。どうしても、波があって安定しませんでした。
そんなときふと、
・課題を解くだけで何も学んではいないのではないか?
・上手く解けたとき、上手く解けなかったときの理由を蓄積すればエスキスが安定するのではないか?
と考えました。
解きっぱなしはダメ絶対
そこで、課題ごとにカルテのようなノートを作ることにしたんです。
課題を解いて、一喜一憂することはやめました。試験当日までは、どの課題も単なる課題でしかありません。たまたま上手に解けても、試験本番も解けるとは限りません。
それなら、上手く解けた課題からは自分の勝ちパターンを蓄積して、上手く解けなかったときは自分の考え方を修正することにしました。
その結果、エスキスが徐々に安定し、すごくいいプランではないけど、不合格にしずらいプランを作れるようになりました。
課題は、解くだけじゃだめなんです。解いた課題から、毎回、学びを得ることが大切です。課題を説いた後に、○○ということが勉強になった、と言えなければ6時間半の無駄に終わります。
使い方
課題を解いたら・・・
- 課題名を書く
- 課題の特徴を書く
- 敷地概況を書く
- 多数派と比較する
- 課題から学んだことを書く
- よくできている他の受験生のプランをトレース
- 次の課題を解く前にエスキス・ノートを見る
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