効果抜群!!エスキスをトレースすると見えてくる合格者の戦略的思考

『初受験生でもウカル簡単トレース・エスキス』をリリース後、予想外な方法で勉強している受験生に出会いました。それは、エスキスの模写です。

教材の名前は『トレース・エスキス』ですが、それはあくまでも、エスキスの手順をまねてほしいという意味です。テキストにあるエスキスをそのまま模写することは、想定していませんでした。

ところが、模写をしている受験生の方たちが効果的だと言うんです。その理由をご紹介します。

なぜエスキスのトレースが効果的なのか?

合格者の思考をなぞれる

ランク1のプランをどのように組み立てていくのか、その思考過程をなぞれるのが良いそうです。

例えば、少数派のプランばかり作ってしまう受験生がいます。課題を解き終わってから、回答例と比較して、ここはこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと指摘を受けます。

しかし、それは結果と結果の比較でしかありません。過程と過程の比較をしない限り、そのギャップはうまりようがないはずです。

エスキスを模写することで、合格者の考え方と自分の考え方をつきあわせることができます。どこで判断がわかれたのか、何を勘違いしたのか。

こうすることで、徐々に合格プランをつくる思考回路ができあがります。

合格者の手順をそのまま入手できる

何か新しいことをはじめるときに、私たちは必ず誰かのまねをしてきました。例えば、自転車や日本語など。エスキスも同じです。

ひとまず、合格者の手順を一旦受け入れることで、学習しやすくなります。ゼロからオリジナルの手順を組み立てるよりも、はるかに効率的です。

合格者はたまたま合格したわけではありません。

その手順は、洗練され戦略的な”流れ”をもっています。どこで勝負すべきか明確です。手順を覚えた後は、自分のやりやすいようにカスタマイズしましょう。

そこまでできれば、合格はもうすぐです。

どの手順をわかっていないのかがわかる

意外と、これが大きいかもしれません。

模写していただくと、

  • 納得できない
  • 理解できない
  • ついていけない

手順や工程がでてきます。

自分の手法だけで解いていると、なんとなくやりすごすこともできます。しかし、理解しながら模写していくと、自分の苦手な工程などでは、どうしても手が止まります。

そこで、逃げずに向き合いましょう。手が止まった工程こそ、あなたがものにすべきポイントです。

まとめ

作図だけでなく、エスキスもトレースするといいみたいです。これは、発見でした。特に初受験生の方には、エスキスの模写をおすすめします。

受験経験のある方は、モデル課題を一度解いてから、トレース・エスキスに収録されているエスキスを模写してみてください。今なら、フェイスブックページでいいね!をしていただくと、基準階型のトレース・エスキスも見ることができます。

今日はここまで!!

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