コア打ちとはゾーニングである
簡単な練習で、コア打ちが得意になります。
”コア打ち”とは、階段やEVの場所を決めることだけではありません。部門のボリュームを配置した結果生まれる隙間に串を通すことでもあります。
つまり、ボリュームを配置するゾーニングが上達することで、コア打ちも効率よくできるようになるんです。
でも、そういう練習って課題を解かないとできないと思ってませんか?できます、海豆研究所ならね。キリッ。しかも、パソコンさえあればいつでも・どこでも可能です。
エクセル上で、ボリュームとコアの配置を繰り返すだけで、コア打ちがあっという間にできるようになります。
空いた時間を使って、コア打ち名人になりましょう。
[box03 title=”用語の定義”]
ボリューム・・・部門ごとの面積をもった塊。同じ部門でも分かれることがあるためボリュームと呼ぶ。
ゾーニング・・・ボリュームを配置し部門の領域を形成すること。
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やり方
- コア打ちファイルを開きます。
- シートから敷地を選びます。
- ストップウォッチスタート!!
- ベーシックコアを参考にコアを配置していきます。
- ボリュームをコピーしながら配置していきます。
- 共用部をほどよく残して終わります。
- ストップウォッチストップ!!
チビコマ(5mm×5mmを1コマと見立てること)によるゾーニングをイメージしています。エスキス用紙上でゾーニングするつもりで、ボリュームを配置してください。1案を1分以内で作ることが目標です。実際のエスキスでも、このぐらいのスピードがあれば、パターンがいくつかだせるのでとても有利です。
ボリュームとコアを配置した後に残る濃いグレーの部分が共用部です。共用部がきれいな形であるほど、プランニングがやりやすくなります。
ルール
- 施設の用途を決める必要はありません。
- 利用者部門から配置しましょう。
- 外構は気にしない。イメージする程度でOK。
ダウンロード
エクセルファイルです。
シートの色分け
緑・・・初級レベル
黄・・・中級レベル
赤・・・上級レベル
よくある質問
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正解を見せてください
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コア打ちには、正解も不正解もありません。
すべての敷地パターンに対して、ボリュームをさばく感覚を身につけておくことが大切です。そして、敷地パターンごとにあなたの得意なコア位置をみつけましょう。
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課題文がないのにこんなことをやって意味があるんですか?
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もちろんあります。
ピッチャーが投げるボールがなければバッティングの練習をしない、なんてことありませんよね?コア打ちは、エスキスをするときに必要なボリューム・コントロールの素振りだと考えてください。課題文を解くときは、課題文の条件を満たすことが大前提ですが、ボリュームをさばく感覚が身についていれば、条件に合わせたコアの位置がすぐわかるようになります。
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課題文がないから室がわからないので配置できません。
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このエクササイズは建物の用途を限定して行うものではありません。
また、室1つ1つではなく、部門のボリューム配置を練習するためのものです。ボリュームをどのように配置できるか考えながらやってみてください。