平成26年度一級建築士製図試験課題”温浴施設のある「道の駅」”

今年もこの季節がやってきました。準備はいいですか?本気で一級建築士になる覚悟はできていますか?この2カ月で決まります。まずは課題テーマの施設を理解しましょう。

全国の”温浴施設のある「道の駅」”

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見学される場合は、施設の迷惑にならないよう自己責任にて申込みください。いかなるトラブルも海豆研究所では、責任を負いません。

道の駅とは?

国土交通省によれば・・・

長距離ドライブが増え、女性や高齢者のドライバーが増加するなかで、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間が求められています。

また、人々の価値観の多様化により、個性的でおもしろい空間が望まれており、これら休憩施設では、沿道地域の文化、歴史、名所、特産物などの情報を活用し多様で個性豊かなサービスを提供することかできます。

さらに、これらの休憩施設が個性豊かなにぎわいのある空間となることにより、地域の核が形成され、活力ある地域づくりや道を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待されます。

こうしたことを背景として、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」、の3つの機能を併せ持つ休憩施設「道の駅」が誕生しました。

施設位置
休憩施設としての利用のしやすさ、「道の駅」相互の機能分担の観点から、適切な位置に設置

提供サービス
駐車場、トイレ、電話は24時間利用可能
案内人がいて、親切に情報を提供

施設構成
休憩目的の利用者が無料で利用できる十分な容量の駐車場
清潔なトイレ
道路や地域の情報を提供する施設
様々なサービス施設
主要な歩行経路はバリアフリー化

地域側施設の設置者
市町村または市町村に代わり得る公的な団体

配慮事項
年少者、高齢者、障害者等、様々な人の使いやすさに配慮
景観に十分配慮し、地域の優れた景観を損なうことのない施設計画

どこかで見たことのある単語ばかりですね。結局のところ、人と物の動き、利用する人と管理する人の動き、といった対照となる関係の整理ができれば、大きな間違いは起きないと思います。

道の駅に関する書籍

これ一冊あれば、とりあえず問題ありません。一通りささっと目を通して下さい。電子書籍(kobo)なら今すぐ入手できます。

まとめ

この試験は、一級建築士試験です。ひどく足湯に詳しくなったり、とれたて野菜の展示方法に詳しくなる必要はありません。設備にばかり気をとられるのも本末転倒です。建築計画に必要な課題テーマの知識をみにつけましょう。

今日はここまで!!

これ↓、今年の本試験でかなり活躍します。
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