こんにちは、博士です。
一級建築士試験は、どうしてもお金がかかります。しかし、裕福な経済環境でなければ、受験勉強ができないわけではありません。出来るだけお金をかけずに、合格をねらうための勉強方法を考えてみました。
学科試験
合格物語 およそ5万円
分からない問題への対処方法を考慮して、合格物語を選ばせて頂きました。
市販の教材でも勉強は可能です。ただ、紙面の都合上、解説があっさりしている傾向があります。わからない問題にあたったときに、ピンポイントで充実した解説がないと、前に進めなくなってしまいます。
その点、合格物語に収録されている解説は、具体的でわかりやすいです。それでも理解できない場合は、質問を送れるので、もう言うことありません。
コツ
ただですね、この5万円は、パソコン用のソフトを含まない価格です。印刷版もしくは、PDFを印刷して使用する必要があります。
紙のため、どの問題を理解していて、どの問題がまだ理解できていないのか、といった管理が面倒です。そこで、お勧めしたいのが、こちらのちっさいポストイット。
合格物語のパソコン版には、過去問の選択肢をひとつずつ色分けする機能がついています。
例えば、
・理解している 緑
・あやしい 黄
・わからない 赤
といった感じです。
これをポストイットでやれば、ほぼほぼ同じことができます。はがれ落ちるリスクは残りますが・・・
製図試験
前半
過去問 およそ2万円
まだ課題テーマが発表されていない7月までは、解くなら過去問で十分です。なぜなら、本試験課題も過去問から作られているから、です。
過去問には、出題者の工夫があふれています。平成以降で構いませんので、解いてみてください。
「過去問だけ解いてればいいなんて、不安すぎる。」
ですよね。
でも、本試験課題だけでなく、7月までの課題も、いずれにしろ過去問をベースに作られています。それなら、元の過去問を解いても同じだと思いませんか?
それに、先人がたくさんいます。その代表とも言えるのが、freemanさんです。前半は、過去問だけで合格されています。インタビュー音源があるので、ぜひ聞いてみてください。
マメトーーク
お金に余裕がなかった受験生の多くは、過去問で基礎力をつけて、8月以降、一気に伸びています。過去問は、市販の書籍でも入手できますし、国会図書館でもコピーが可能です。
後半の課題でさえ、テーマにそって過去問をベースに作られます。前半で過去問を抑えれば、怖いものはありません。
後半
添削課題 およそ8万円
前半は、添削がなくても、エスキス手順を確立して、過去問の情報をインプットすればいいのですが、後半は添削が必要です。
できれば、同じ課題を解いた他の受験生の回答が見れるコースを選びましょう。費用対効果が高くなります。
最悪、添削なしで、テーマに即した課題を入手するだけ、という選択もありますが、おすすめはしません。
まとめ
教材費としては、およそ15万です。一度に準備する必要はないことを考えれば、現実的なラインだと思います。お金がなくても、諦めないで下さい。方法は必ずあります。
今日はここまで!!