学科で21点しか取れなかった博士が合格のためにやった13個のこと

こんにちは、博士です。

はじめての学科試験は、4教科合わせて21点でした。100点満点で5択だったので、20点は取れます。自分の力で取れたのが、たったの1点。そこから、どうやって合格基準点を超えたのか?学科試験の合格までに実践したものをまとめました。

ちなみに、こちらが当時の”学科試験不合格通知”です。今でも、これを見るとシュンってなります。

学科21点

学習方法の見直し

記憶のメカニズムを学習

いざ試験勉強しようと思っても勉強の仕方がわかりませんでした。そこで、まず記憶のメカニズムを学習しました。たとえば、暗記モノは寝る前にやって、寝てる間に定着させるとか。1週間後、1か月後に復習すれば効果的など。

思いのほか、効果があったのは、声にだして覚えたいものを読むことです。今でも、何か覚えるときはやっています。

週単位のスケジュール作成

勉強の仕方と同じように、スケジュールもどう立てていいかわかりませんでした。何冊か受験勉強に関する本を読んで、週単位のスケジュールを立てることにしました。月単位では、ざっくりしすぎているし、日単位では細かすぎます。平日をベースに、土日は復習または月~金にできなかった部分のフォローに使いました。

アウトプットまでが勉強

勉強した内容のアウトプットを目的に、受験生仲間に説明していました。説明することは、”理解”や”暗記”に絶大な効果があります。ウラ指導さんの講習会で、講師の方が到着するまでの間、ちょっとしたトピックを講義させて頂いたことがあります。人に説明することで、強烈に記憶に残って効果的でした。

隙間時間のための準備

いつ訪れるか分からないすき間時間を有効に使うためには、準備が重要です。音声学習用の音源は、いつでも聞けるようにプレーヤーとイヤホンをポケットに入れていました。今なら、ワイヤレスのイヤホンもあるので、さらに聞きやすいですね。

飽きることを前提に切り替え

飽きたらすぐ、別の勉強に切り替えるようにしていました。科目を変えたり、同じ科目でもインプットとアウトプットを切り替えたり。これも準備しておくことで、勉強途中に集中力が途切れてしまうことを防げます。

講習会は最前列

質問しやすく居眠りしにくい最前列に座るようにしていました。せっかくお金と時間をかけるので、効果を最大限に引き出したかったです。また、できるだけ早く行くことで、座りたい席を確実に確保し、講義が始まる前に講師の方に質問していました。講習会には、質問をもっていきましょう。

勉強部屋の模様替え

部屋の条件は
・寝るスペース・寝具を置かない
・視界には勉強道具しか入れない
としました。

性格上、楽しいものに逃げてしまうので、誘惑を遠ざけメリハリをつけました。寝るときは、別の部屋で確実に寝る。あれもこれも条件にすると大変なので、最低限守るべきことだけを決めました。

生活習慣の改善

早起き

朝の学習時間を確保するため5時に起きました。6時から家を出る準備をしても1時間は勉強できます。早起きのコツは、生活リズムの改善です。早く帰宅して、早く寝て、早く起きる。起きやすいように、寝る前にカーテンを開けています。

夏は、4時過ぎにうっすら明るくなります。逆に冬は、6時でも暗いので、照明にタイマーを接続して5時前に明るくなるようにセットしています。

食生活

朝軽め・夜重めだった食事を、朝ふつう・夜軽めにしました。朝の集中力をあげ仕事の効率を挙げる。夜は、胃の負担を下げることで、寝起きを楽にする。小腹がすいたら積極的に間食で集中力を維持しました。

徒歩

試験勉強中は、運動不足になりがちです。体調不良や、体力勝負の製図試験にも影響があるため、音声学習しながら歩いていました。運動のためだけに時間を取れないので、1駅分やエレベーターを使わずに階段を歩きます。足裏の刺激は、脳を活性化させます。

テレビは録画

テレビを見たいときは録画して、そのまま見ないということが多々ありました。録画すると安心?するようです。録画したものを後から見る場合でも、リアルタイムで見るより少ない時間でみることができます。CMの早送りや、倍速再生などで時間を節約できました。

お仕事スタイルの変更

前業

早起きしても、勉強をする気になれないときは、早く仕事にとりかかりました。仕事を前倒しすることで、夜に学習時間が取れるよう努めました。残業するぐらいなら、前業したほうが圧倒的にお得です。

残業はいくばくかの手当がつくかもしれませんが、夜の学習時間はなくなります。前業は、手当は絶対付きませんが、夜の学習時間を取れる可能性が大きくなります。

現場には学科試験の資料

施工管理指針などの基準書の代わりに、合格物語の印刷版をもっていきました。例えば、配筋検査の日なら、『鉄筋』のところだけ持っていきす。ある日、隣り合う鉄筋の圧接箇所が近いような気がして、測ったら基準値を超えていました。

学科資料にそって、修正をお願いしました。どうせ基準値は同じなのですから、記憶に刻むためにも勉強資料と現場のイメージを結び付けてしまいましょう。今なら、外でも見やすいタブレットに、PDFを入れていけますね。

まとめ
すべてがあなたにとって有効だとは限りません。実行が難しいものもたくさんあると思います。1つでもヒントになれば、嬉しいです。

今日はここまで!!