[chat face=”hakase300.png” name=”博士” align=”left” border=”none” bg=”gray”]こんにちは、博士です。
資格学校に通わず28歳で一級建築士に合格して、これまで2000人以上の受験生に学科試験合格のコツをお伝えしてきました。[/chat]
[chat face=”blue-face-150.jpg” name=”受験生” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]
・学科試験対策の独学での進め方がわからない
・どのように勉強すればいいかわからない
・どんな教材が独学に必要なのかわからない
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こんな悩みを解決できる記事を書きました。
今日の記事で解説する『独学で合格したい受験生のための学習方法と教材リスト』を知れば、学ぶべき優先順位や、取り組むべき教材がわかるようになりますよ!
実際に博士も独学で学科試験に合格しただけでなく、初受験生を含む1000人以上の受験生が合格しているので、効果は高いです。
[box05 title=”この記事で解説する内容は大きく分けて2つ”]
- 独学での学習方法
- 学習に使用するべき教材
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独学ならなおさら過去問の理解が大切
一級建築士の学科試験は、9割が20年以内の過去問で作られています。
ほぼ同じ文章で出題されることもありますが、最近は過去問の関連知識を理解しているか確認するような出題方法が増えています。
学科試験で100点(125点満点)を超えるためには、20年以内の過去問の90%の理解が必要です。
なぜなら、125問のうち9割にあたる112問が20年以内の過去問に関連する知識で解けるからです。
つまり、20年以内の過去問の90%を理解できていれば、112問のうち100点が取れます。
125問 ✕ 過去問9割 ✕ 理解9割 ≒100点獲得
過去問を制するためのサイクル学習法
では、過去問をどのように学習するかというと、サイクル学習法がおススメです。
サイクル学習法とは、過去問を選択肢単位で
- 分類
- 理解
- 暗記
を繰り返す方法です。
すでに理解したものを学習のサイクルがどんどん外すことで、まだ理解していない過去問に時間を投入します。
その結果、効率的に得点源を増やすことができるんです。
分類
まず、20年分の過去問のおよそ1万本の選択肢を「分かる」「分からない」に分類します。
「分かる」とは、選択肢の◯または×を根拠をもって説明できることです。
少しでも説明に不安がある場合は、「分からない」に分類してください。
理解
「分からない」に分類した選択肢を、なぜ◯なのか?、なぜ×なのか?という視点で理解していきます。
暗記
理解できた過去問のうち、公式など覚える必要があるものは、暗記していきましょう。
以上の3ステップを繰り返すことで、学科試験100点を取ることができます。まず1サイクル目で、「分類」しながらどんな内容が出題されているのか把握しましょう。
独学におススメの過去問対策教材
ソフト
最近は、一級建築士の学科試験専用ソフトが出てきました。
パソコンやスマホでの学習に抵抗がなければ、ソフトを使った学習がおススメです。
理由は、過去問の選択肢単位で、自分の理解度を管理することで合格にいかせるからです。
例えば、どの科目を何パーセントできるかわかれば、試験までの残り時間をどの科目に当てれば合格できるか簡単に判断できます。
合格ロケット
20年分の過去問を収録。
サイクル学習に最適な分類・理解・暗記がこれひとつで可能です。
わかりやすくて豊富な解説により、選択肢を一つずつ深く理解できるため、自信をもって○または✕の判断ができるようになります。
でも、独学だとわからないところが出てきたときに不安ですよね。
心配いりません、理解できるまでとことん質問できます。
そのため、独学でもっとも不利な【わからなかったときに前に進めない】ということがなくなります。
博士もひとつ前のバージョンである『合格物語』を使って合格できました。
インターネットにさえつながれば、いつでも・どこでも・どんな端末でも学習できます。
今だけ最大10%オフ6000円お得に購入できるキャンペーンもあります。
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締め切り:2021年3月31日
一級建築士2021年版21年分過去問攻略ソフト
20年分の過去問を収録。
エクセルベースのため、動作環境等の確認が必要です。
1級 建築士 試験 学科試験 /【資格王 シリーズ】
建築や土木系の資格試験に関するソフトを数多くリリースされているAXS資格学院(アクセス資格学院)さんのソフト。
書籍
書籍でもっとも数多くの過去問をカバーしている教材です。
ただし、1冊では7年分のみのため、さらに7年前の教材も欠かせません。
これらを使って選択肢単位で知識を身に付けていきましょう。
上記の理解を促進するためには、次の2冊がまとまっていて使いやすいです。
ポイントを絞った内容のため、時間がないときの復習にはもってこい。
キーワード別に過去問が整理されているので、辞書としても使えて便利です。
独学におススメの副教材
点数を取るために必要な学習はあくまでも20年分の過去問の理解です。
でも、過去問だけではイメージできない・印象に残らなくて覚えられないものって多いんですよね。
その理解を補助する教材として、副教材を使ってみることをおススメします。
特に、初受験の方は過去問が何のことを言っているのか、さっぱりわからないことも多いです。
実務経験の少なさや、現場経験の浅さを埋めるためにも副教材は効果的です!!
計画
計画は幅広いので、苦手な分野があったら見て楽しいことを基準に副教材を選びましょう。
建築史
学科試験は無味乾燥になりがちです。
建築史や実例の問題は、パラパラ見ているだけで楽しい作品集を見ておくと解きやすくなります。
設計
寸法に関する問題なども多いので、この本で数字と感覚を結び付けてください。
この設計資料集成は製図試験にも使えるので、1冊持っていて損はないです。
環境設備
携わったことがないと、さっぱりイメージがわかないのが設備。
博士も苦手でした。
何について問われてるのかわからなくて苦戦しました。
この2冊でざっくり世界感をつかみましょう。
法規
申請メモは、基準法を理解するためには良いです・・・。
何を条文が言っているのかわかります。
ただし、けして申請メモを使って過去問を解いてはいけません。
使うなら法令集。
理由は、申請メモを見ないと解けなくなってしまうから。
副教材でもある法令集の線引き教材が教育的ウラ指導さんの一冊です。
これで法規は満点狙えます。
過去問で出題された箇所だけ線引きするので、その中に根拠条文がなければ、新問と判断できます。
新問は正答肢にはなりにくいので、迷ったら候補から外すという戦略も立てられます。
構造
構造アレルギーを持っている受験生の方は少なくありません。
過去問を一旦脇において、建築構造とはどんなもので、考える上では何が重要なのかということを理解しましょう。
けして、教科書的ではないのでおすすめします。
さらに細分化したシリーズがあるで、苦手な構造は一冊加えると安心。
施工
現場に行ったことがない受験生の方は年々増えている印象です。
設計図をもとに施工図が作られ、最終的にどのように建物が建っていくかわからないと施工は点数が取れません。
YouTubeなどと合わせて、文字だけではなく視覚的に理解しやすい副教材をおすすめします。
出題頻度が高く、理解すれば得点しやすいRCは施工でもシリーズ化されています。
ぜひ得意分野にしてくださいね。
まとめ
独学でも学科試験は合格できます。
それは、博士も証明してきました。
- 20年分の過去問を選択肢単位で理解
- 理解した過去問を対象から外すサイクル学習法で攻略
- 過去問学習で理解できない部分は副教材でカバー
この3つができれば文句なしで学科試験を突破できます。
受験経験がないなら、出題内容のイメージを持つために過去問を分類しながら、副教材を読みましょう
すでに受験経験がある場合は、ガシガシ過去問を回すことをおすすめします。ソフトを使うと、自分の弱点も良く見えるので、一考の価値ありです。
やってやりましょう。
今日はここまで!!