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初受験の年は、学科試験後から毎日のように図面を描いていました。当時の座右の銘は、「一日一枚」。今以上にピュアだった海豆所員は、何枚も描いていれば、そのうち速くなるだろうと信じていたんです。

なぜ、作図枚数が増えても速くならないのか?

ところが、製図試験直前になっても、自信をもって3時間で描けることはありませんでした。

試験に落ちてから、考えたことがあります。どんなに頑張っても、3時間で描く方法では、3時間で描けるようにしかならないのではないかと。

速く走る練習を繰り返しても、時速300キロの新幹線に勝てる日は、来ませんよね?

「いやいや、それは比べる対象が間違ってるから。」

そう、その通りです。
例えば、3時間で描くための方法と、2時間で描くための方法は、まったくの別物なんです。

つまり、3時間で作図する練習を繰り返した結果、2時間で描けるようになるわけではないのです。どんなに作図しても、3時間を目標にしている限り、作図スピードは頭打ちになります。

3時間を切るために必要なこととは?

ポイントは、何を描いて・何を描かないか、を見極めること。

見極めるといっても、特別難しいことはありません。課題文が要求しているものから描いていくだけです。具体的な個数を求められていない限り、最低限の表現で構いません。

すると、作図開始から2時間で、採点の土俵に上がる図面が完成します。

例を挙げると・・・

  • アマゾンの密林のような植栽はいりません。
  • 目がチカチカする方眼紙のような外構の表現はいりません。
  • 過剰な捨て線は図面をみづらくするのでいりません。

実は、作図の優先順位を間違えなければ、誰でも2時間後には、採点に耐えられる図面を描くことができます。2時間以降はオプションです。

海豆ユーザーの多くは初受験生ですが、毎年2時間で作図を切り上げ、確認を徹底することで合格しています。

高速作図にフリーハンドは必須か?

フリーハンドは、選択肢の1つでしかありません。上でも触れたように、何を描くか・何を描かないかの判断、つまり考え方のほうがよほど重要です。

また、フリーハンドはある程度の練習が必要になります。試験当日、急に挑戦しても、かえって時間がかかります。最低でも、5枚は練習した上で、試験にのぞみましょう。

まとめ

作図は、考え方で速くできます。プランと同じように、課題文の要求に合わせて作図してください。描き漏れも減らすことができるので、一石二鳥です。

今日は、ここまで!!

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