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製図試験の過去問なんてを見る意味あるのか?と思っていませんか。

一級建築士試験では、学科だけでなく、製図でも過去問が重要です。しかし、その重要性に気付いている受験生の方は多くありません。そこで、過去問を見るだけで得する理由をご紹介します。

慌てなくなる

製図試験で、実力があるにもかかわらず失敗するのは、課題文を見てビックリしたまま自滅する受験生です。

  1. これ何?意味分かんない!!
  2. うおーどうしたらいいんだ!!
  3. もうだめだ・・・

でも、そんなビックリする文言が、すでに過去問で出題されていることをご存知ですか?過去問を見て知っているだけで、どう対処すればいいかすぐわかります。

仮に、はじめて出題された文言だったとしても、似た出題があることを知っておくだけで、落ち着いていられます。また、その文言が課題文を解く上で、重要なものか、そうではないのかも判断がつきます。

例えば、平成18年度に

構造計画については、地階部分の計画と地上階部分の計画が、構造的に整合性のある計画とする。

と出題されました。

これを読んだ多くの受験生は、軽いパニックに陥りました。地上階よりも広い地下駐車場から建物全体にフレームを立ち上げなければならないと解釈してしまった受験生もいたんです。

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もちろん、そんな要求はどこにもありません。地階が地上階より大きくても全く問題ありませんでした。

これに似た文言は、過去にも出題されています。平成18年度は地下との関係がうたわれていたため、多くの受験生が、慌ててしまいました。しかし、文言の内容はいたって当たり前。その上、計画に大きな影響をあたえるもではなかったのです。

過去の課題文を知っていれば、平成18年度のような出題にも、冷静に対応できます。

解き方を準備できる

いくら課題テーマが発表されるとはいえ、どんな内容が出題されるか心配ですよね?
ご安心ください。過去問を見ておけば、不安を解消することができます。

例えば、高低差問題は、今のところ4パターンしかありません。

  • 敷地内
    • 4m
    • 2m以下
  • 敷地境界
    • 2m以下
  • 敷地の一部
    • 2m以下

エスキスでの対処方法は、すでに確立されています。

出題のパターンではありませんが、基準階もI型・L型・ロ型の3つしかありません。

このように、体系的に分類しておけば、それぞれの対処法を準備することができます。準備しておけば、課題は解けます。

このちょっとした準備を多くの受験生はしません。理由は、面倒だから。やるかやらないかの違いで、差がつきます。ほんの少し手間をかけるだけで、一歩抜けだすことができます。

それでも、あなたは過去問を見ないんですか?

まとめ

少なくとも平成以降の過去問は、見ておきましょう。解く必要はありません。目を通して、自分がビックリしそうな文言、気になる文言を拾い出してください。あとは、対処方法を検討するだけです。どんな課題も怖くはなくなります。昭和63年以前の課題も見られれば言うことありません。

今日はここまで!!

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